歌詞:夜の公園で渡すつもりのない手紙を書いている, 歌手:森山直太朗, 專輯:あらゆるものの真ん中で, 時間:2010/06


作詞︰森山直太朗/御徒町凧
作曲︰森山直太朗/御徒町凧

ギタ一を彈きながら上手に歌を歌うのは
難しいことだけれど
今ぼくの心を形にすることは
それ以上に難しいことみたいだ

靜かな夜に粉雪が降り積もるように
君への想いは靜かに降り積もっている
季節が巡っていつかこの雪が解けるなら
ぼくはきっと世界に解けてしまうんだ

細長いベンチを下敷きに
爪の形の月をスタンドにして
言葉を喋るみたいに 想いを
夜に滲ませようとしている
だけどこの手紙は
渡すつもりのない手紙
君への喜びを綴った
屆くあてのない手紙

君が今どこで何を考えているのかなんて
分からないことだけれど
そこにある景色はもう君だけのものじゃないんだよ
君だけのものじゃないんだよ


もう二度と會わないと誓った夜に
ぼくは部屋で少し寂しい映畫を觀ていた
ラストシ一ンは思い出せないけれど
淚が止まらなかったのを覺えている
だけどこの手紙は
渡すつもりのない手紙
君への喜びを綴った
屆くあてのない手紙

ジャングルジムが郵便ポスト
滑り台が配達員
蟲の聲が40圓切手
ぼくはシャツのボタンを全部しめている
だけどこの手紙は
渡すつもりのない手紙
君への喜びを綴った
屆くあてのない手紙
だけどこの手紙は
渡すつもりのない手紙
君への喜びを綴った
屆くあてのない手紙
屆くあてのない手紙

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