歌詞：かつては男と女, 歌手：東京事変, 專輯：大發見, 時間:2011/06

作詞：椎名林檎
作曲：浮雲

さざめく青さの盛り、
立ち止まる術が無くて
巡る季節を先取りしていた。
瞬く若さも終わり。
「この儘昔のように‥」
暮れ行く空を眺めて居たいと
思って見上げる。
ひと氣のない濕った目拔き通り。
夕涼に視線を逃がし
ながら「お互い老けたね。」と、

言う貴方の表情(かお)は
子供のようで、
あどけなく八重齒を殘す。
見慣れた笑顏その口元へ、
一度觸れれば二人
再び始まりそうで、
堅く利き手を握り締めている。
一言漏らせば終わり。
「この儘昔のように‥」
暮れ行く街に紛れて居たいと
思って飲み迂む。